【特別支援教育の担当者にオススメの本 #01】「応用行動分析学」の本 

授業に使える本

みなさん、こんにちは。このブログは、蛍光マーカーの部分の拾い読みだけでも、分かるようになっています。

珈琲を飲みながら、のんびりした気持ちで、軽く読んでくださいね。

さて、この回は、本を紹介します。実は、今まで買ってきた本が山のようにありますが、どれもいいものなので、ぜひ紹介したいと思ったからです。

著作権や肖像権の関係で、実際の本の中身の写真や表紙も使えないので、簡単に言葉で伝えています。興味がありましたら、リンクを貼っておきますので、ぜひ、調べてみてくださいね。

特別支援教育を担当するようになり、授業で活用するための本、問題集などなど、たくさんの本や雑誌を購入しました。

購入のポイントは、書店に行って、実際に本を手に取り、「今、受け持っている子どもたちにとって活用できるかどうか」ということ。

次のポイントは、大きさ、見やすさ、切り離せるか、コピー可かどうか

購入した本は、100冊を超えていまして…

認知面や運動面、ソーシャルスキルトレーニング、漢字学習や算数、自閉スペクトラム症、不登校関係、コグトレなど、カテゴリーごとに分けて紹介していきます。

特別支援教育の方が、通常学級よりも、専門的にカバーしなければならないカテゴリーが多いと気付きますよね。

ブログの情報は、全て自分で購入した本なので、手に取りながら書いています。必要に応じて、ネットで検索をしたり、購入したりして、ぜひ子どもたちの指導にお役立てくださいね。

先生方の忙しさを、少しでもカバーできると嬉しいです

「応用行動分析」についての本

今回は、「応用行動分析」についての本の紹介です。「ABA」と略して称されることもありますね。

自閉的傾向のお子さんに対して、私はいつも応用行動分析学を根拠にした指導支援をしてきました。 学校での支援に使える技術が満載です。

やさしい 応用行動分析学 高畑庄蔵(著)

・A5版サイズ

・応用行動分析学を元にして、多くの支援ツールを提案しています。例えば、「バケツの水が汚れたときにどのように水替えを伝えるか」や、「はやくしなさい!」と言わなくても、子どもが集中して課題に取り組む方法など、絵も多く、非常に分かりやすいです。すぐにでも子どもたちの指導に使えます

絵も豊富で、文章量も適当であり、忙しい先生も抵抗なく、すぐに読み切れる1冊。

・この本はいつでも手元に置いてあった一冊です。

自閉症へのABA入門 シーラ・リッチマン(著)

・A5版サイズ

応用行動分析の基本を知り納得することができる一冊「行動前のできごと」「現在の状況」「行動後のできごと」に分けて、子どもの行動を、社会生活を送るにあたって望ましい方向へ支援していくための考え方ややり方が分かります。

絵は少なめですが、本の項立てが大きなゴシック体で見やすく、とても読みやすい。「自由時間の構造化」など、とてもためになったのを覚えています。

・特別支援教育担当者として知っておきたい知識が山ほど。私は、これをベースに指導支援してきました。手元に置いておく一冊です。

応用行動分析で特別支援教育が変わる 山本淳一・池田聡子(著)

・B5版サイズ

・子どもの問題行動が起きたときなどに、客観的にその要因を見いだすためのABC分析がよく分かる一冊先行刺激(A)行動(B)後続刺激(C)などの問題解決シートは一読の価値あり!

巻末には、保護者との個別相談表や学校生活チェック表、家庭生活チェック表や分析シートなどが綴じられている。使い方が分からないときは、この本に書いてあるので、すぐに活用できる。

まとめ

今回は、応用行動分析学について学べる、そしてすぐに実践で生かせる本を紹介しました。

教員をやめた今でも、久しぶりに読み返してみると、自分の特別支援教育の原点の本だなあと思いました。

そして、「特別支援教育は面白かったなあ~」「あの支援ツールを作ったなあ」と目に浮かんできました。

これらの本は、特別支援教育を始める先生にも、続けてきて原点に戻りたい先生にも、きっと役に立つ本だと思います!ぜひ、参考にしてみてください。

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