みなさん、こんにちは。このブログは、蛍光マーカーの部分の拾い読みでも分かるようになっています。
珈琲でも飲みながら、ゆっくりしていってくださいね。
今回のテーマは、アウトドア「焚き火」です!仕事に疲れたときに、全く違うフィールドに身を置くといいんですよね。
みなさん、こんにちは。管理人のたもりんです。平日は忙しく働いて、週末はぐったり…。会社や家庭、子育てのために、息つく暇もなく働いている皆さんは、自分のために時間を使っているという感覚もないのではないでしょうか。
何となくイライラしたり、ソワソワしたり、歩くスピードが速くなっていたり、人の話にじっくり傾聴したりできなくなっている。私は日々の忙しさや気疲れで、年々そのように感じてきました。
地に足を付けてじっくり過ごしたいけ…でも何をどうしたらよいのか・・・。
毎日忙しい。でも、たまには自分を見つめたい!
キャンプなどをやって自然に浸ろうと思っていても、外に泊まる勇気もない。せっかくの休日で一人で過ごせるのに、人に合わせるのもまた大変。バーベキューも楽しいけれど、一人では何となく恥ずかしいし、片付けも一人でやるのはつまらない。いろいろ考えたあげく、そうだ!「焚き火」だけなら手軽に、かつ、一人でできるかもと思いました。
ここで、ネットで「焚き火教室」を調べてみると・・・ありました!
今回は、日本焚き火協会(焚き火ファン)で「大人のカッコイイ焚き火(ソロ)」を体験してきました。たきびの魅力を思う存分味わってきました。「一般社団法人 日本焚き火コミュニケーション協会」でのソロ焚き火教室について、体験してきたことを、代表の三宅哲之さん、臼井香代子さんの了解を得られましたので、ご紹介します!
そもそも「大人のカッコイイ焚き火」とは?
この教室の開講にあたり、はじめに講師の三宅さんから質問がありました。「皆さんは、どうしてこの焚き火教室に参加したのですか?」
この日参加していたのは、全員が初めて会う6名の大人たち。年齢も、住まいも、職業も、生活スタイルも違う方々が集まっていましたが、ほぼ同様の返答。「焚き火の始まりから、焚き火の終わりまで、安全に自然に優しい焚き火のやり方について、学んでおきたい」というものです。
自分スタイルで焚き火をやる前に、自然や環境へのマナーや、アウトドアライフを楽しむ者どうしの暗黙の了解などを、知識として学んでおきたいという考えなのですね。
これが「カッコイイ焚き火」なんだろうと思うワケです。これができることが、「おとな」なのですよね。「子どもの焚き火」ではないところに、この教室の魅力があります。
かっこよさの神髄は、一人で安全に「焚き火」を始め、終わらせること
それでは、早速、焚き火教室での様子を説明しましょう。
焚き火に必要なものを集める
「雑木林や公園は、宝の山なんですよ」と嬉しそうに周囲を見渡す三宅さん。晴天続きのこの日は、山々に落ちている枝や葉が、しっかり乾燥しています。焚き火に必要な「すぎっぱ」や小枝を集めるところから始まりました。
玄人に見える枝の折り方や、枝枝の名称、焚き付けの順などを、フィールドの中で学びます。
焚き火台について
実際に口コミのよい様々な焚き火台について、一つ一つ重さを確かめたり、組み立てのコツなどを見せてくれました。「百聞は一見にしかず」とは、まさこにこのことで、何かのレビューを見るよりも分かりやすかったです。
また、私たち初心者の質問に適宜答えてくださるので、自分で購入したい焚き火台が徐々に見えてくるのです。
焚き火の始め方と終わり方
直火の焚き火は、川原や多くのキャンプ場でできなくなっているということでした。それも、カッコイイ焚き火ができなかったから。「炊き逃げ」の現状について説明も受けました。
「それでも大部分の人が、マナーを守って焚き火をしているんですよ」とのこと。これから、多くの人が、環境に配慮した焚き火をしていくことで、きっとマナーアップができるのだということですよね。
三宅さんの話を聞いていると、自然や仲間へリスペクトしていることが伝わってきます。このような気持ちをいつも持ち続けていたいと感じました。
自分の技量に応じた炎の大きさで楽しむのが大人
三宅さんが育てた炎の前にみんなで座り、ひととおりの座学が終了しました。ここから実際に、一人一人が焚き火台を使って、焚き火をします。
全員が初心者。座学で学んだとはいえ、実際にやってみるととても難しい。火が付かなかったり、煙が大きくでてしまたり…。自分の技量を超えた炎の大きさにびっくりしてしまたり。
でも、三宅さんや臼井さんが全体を見渡し、適宜アドバイスをくれるので、私たち参加者は安心して焚き火を経験できました。
枝が燃え、炭から灰になり、片付けまでを一人で行う。ひととおりの体験をとおして、ソロ焚き火教室のフィールドワークが終了しました。
焚き火から得られるものは、私たちが忘れていた感覚を呼び覚ますこと
「焚き火をすると、自分を内省することにつながってきますよ」という話をしていましたが、それは本当なのですね!
火をただ見つめるだけで、まるでマインドフルネスが得意になってしまったかのようです。仕事のことなど、すっかり忘れてしまいました。
五感へ
焚き火の炎は、なんとも多くの感覚を刺激してくれました。色、温かさ、音、匂い・・・。忙しく毎日を過ごしていると、意識などしていない当たり前の感覚です。
でも、この当たり前に気付かせてくれることのなんと幸せなことか。大げさかもしれないけれど、改めて、生きていることを感じる瞬間でした。
自分のうちを静かに見つめる
炎が安定し、しばらく炎を見つめていると、次第に自分の心が落ち着いてくるのを感じます。
「あのとき、あのように言ってしまったけれど、こう言っておけば良かったかな」「あれはあれで良い判断だったな」など、心に引っかかっていた出来事が、するすると浄化されていくようです。
失敗は失敗として、成功は成功として、ありのままの自分を受け止め、受け入れる自分がいました。
見失っていた自己有用感・自己肯定感が少しずつ湧いてくる感覚
当たり前の感覚に気付き、ありのままの自分を受け入れていくと、最終的には、「こんな自分でもいいんだよね」と、何となく思えてくるから不思議です。
そして、難しい炎を自分好みにコントロールしていくと、何でもうまくいくような気がしてきました。だって、山をも焦がす恐ろしい炎が、自分の手によってコントロールできているのですから。とても嬉しかったです。
まとめ
今回は、「一般社団法人 日本焚き火コミュニケーション協会」で行っているソロ焚き火教室に参加して感じたことをお伝えしました。この教室は、経験もない、道具もない、でも一人でやりたいという焚き火初心者には、最適な教室でした。
わずか半日の体験会ではありましたが、焚き火のスキルを学べるだけではなく、自分の内面の変化もあり、「焚き火は」本当に素敵なアクティビティだと感じました。
最初にも言いましたが、日々の仕事に忙殺されている人、自分に自信をなくしかけている人にこそ、ぜひ参加して欲しいと思います!!
このブログを書くことについて、快諾してくださった「一般社団法人 日本焚き火コミュニケーション協会」の三宅さん、臼井さん、大変ありがとうございました。
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