〈実際の学級通信を大公開〉テンプレートは、シンプルでOK。サイズやタイトルをお見せします。

仕事の話

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さて、今回のテーマは、学級だより・学級通信の実物をお見せします。実際に毎日書いていましたので、ぜひ、1年間続けられそうなシンプルな形式を見ていってくださいね。

みなさんこんにちは、たもりんです。学級通信を作ってみようと思った先生方。

学級通信を作ろうと思ったとき、実物を見たことがなければ、どの程度のものを作ればいいかわからないと思います。せっかく作り始めるのですから、ゴールの形が見えていると安心できます。書き始める最初のうちに、不安は取り除いておきたいものです。

実物はこちらも合わせて参考にしてください。(明日から作れる学級だより!実物を見てメリットを徹底解説。)

・実際に作るとなると、どのぐらいのサイズが妥当かな?

文字の大きさや写真はどのぐらい?

今回は、実際に作り始める先生方に、頻度、サイズ、書式、文字の大きさ、画像の置き方などをお伝えします。最後に、タイトルの考え方や決め方もお見せします。

頻度とサイズ

学級通信の発行する頻度について考えます。最初に頻度が決まると、自分が伝えたい内容の量に応じて、サイズが決まってきます。

学級だよりのサイズは、発行頻度によって変えてOK!

(変えなくても、もちろん大丈夫)


毎日の発行……A4縦1枚
(学級だよりの時)
週1回の発行…A4縦1枚  もしくは  B4横1枚
(学級だよりの時、部活動だよりの時)
月1回の発行…A3横1枚
(学年だよりの時)
随時発行………サイズや量は、伝えたいことの内容に応じて変える
(部活動だよりの大会直前や直後、合唱コンクールの前後など)

書式・文字の大きさ・ボリューム・画像の配置

では、実際の実物を載せてみますが、あくまでも一例です。簡単な構成や雰囲気が伝わるぐらい…ということで、大目にみてください。

個人情報保護の観点からモザイク処理をしています。

学級だより(例)

例は、サイズはA4、1枚毎日発行したときのものです。最終的に、この形が基本形となりました。項立ては、だいたい2~3ブロックです。保護者あてに、1週間の予定などを書くときは、写真なしです。

校外学習などの持ち物について、「お知らせ号」のように書くこともあり、そのときはA4すべてが文章のときもあります。

タイトル名、第○○号、○○学校△年□組、担任○○○○

写真コメント
 子どもたちの写真を載せた場合には、その子どもたちの頑張りを見ていたときの自分の思いや感想をかきました。感謝の気持ちを伝えることもありました。

 何気ない環境の変化についても書きました。花を摘んでくれてありがとう…のように。

③と④
 ②と同じように気付いたこと子どもの頑張りを書く。写真があると説得力が増す。

タイトルの考え方・決め方は、これ!!

学級通信のタイトルは、「一年間クラスを受け持つ担任の思い」をこめて・・・。

 タイトルは「学級通信の顔」となるところでしょうか。一年間のお付き合いになるので、ぜひ素敵なタイトルを付けたいです。しかし、以外と昨年度の学年だよりや学級通信などの名称をひき付いていることもあるようです。そこで、タイトルを決める視点を、一つ一つみてみましょう。

①キャッチフレーズ的な言葉ですね。

「ワン・ツー・スリー」や「ホップ・ステップ・ジャンプ」などの語感のいいタイトルです。覚えやすく、キャッチフレーズとして、クラスの合い言葉にもなりますね。「いちにのさん」というタイトルで、2年3組の学級だよりを書いていた先生もいました。「笑顔」「希望」「太陽」など、漢字2文字でイメージを表すタイトルもあります。

②座右の銘など、担任の気持ちがストレートに伝わりやすい言葉ですね。

「臥薪嘗胆」「一意専心」「質実剛健」「一所懸命」などの四文字熟語は、中学校の学級通信に多く見られます。担任の心意気が伝わりますね。「笑う門には福来たる」「一隅を照らす」などの慣用句や有名な言葉を使って、明るくて優しいクラスを目指すという先生方もいます。「こころ」「シャトル」など、部活動だよりを出している先生ならではのタイトルです。武道の精神を大切にしたいという思いや、生徒との双方向性のやりとりを大切にしたいという思いが伝わります。「いぶき」「えき」など、子どもたちにみずみずしい生きる力を育てたい願いや、各駅停車のように一歩一歩着実に力を付けて欲しいというねらいも込めています。

まとめ

結論
たよりの出す頻度から、用紙サイズを決める。画像の配置や文字サイズも分かりやすさ重視で決める。
②タイトルの決め方は、キャッチフレーズ座右の銘を使うと、担任の気持ちが伝わりやすい。

 今回は、学級通信を出す頻度、サイズ、タイトル等といった学級通信を構成する各視点から、先生方に詳細をお伝えしました。学級通信は、出すメリットは大きいけれど、「作るのに時間がかかる」というデメリットも見過ごせません。今回紹介した点を踏まえて、ぜひ使えるところは使って、作成の時短をしてください。

取り入れられるところは取り入れて仕事の時短をしてください!

 今回は、あくまで作成してみたい先生へ、学級通信の作成へのハードルが少しでも下がることが、目的です。慣れてきたら、たくさんアレンジを加えて、徐々にオリジナルなものに仕上げることで時短もできると思います。

 注意したいポイントは、写真を掲載するときは、事前に保護者の方に伝え、承諾をいただくようにしていました。個人情報には十分に気を付けてくださいね。

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