こんにちは、たまきです。この記事も、蛍光マーカーのところだけを拾い読みできるようにしています。
夜中に読んでいるなら、白湯でも飲みながら、ゆっくりどうぞ。
今回は、実際に教員を辞めたあと、何が変わったのかを正直にお伝えします。よく届く質問にもお答えしますね。

辞めた人の「その後」が、いちばん知りたいです。本当のところ、どうだったんですか…。

いいことばかりではありませんでしたよ。収入は下がりましたし…。それでも、書いておきたいことがあるのです。
ここからは、私自身の話です。良かったことばかりではありませんでした。だって、どうしても収入は下がりますたし、教員時代の人間関係も自然と減っていきました。
それでも書いておきたいのは、辞める前に想像していた不安と、実際に来た現実が違ったからです。今思うと、怖かったのは辞めることではなく、知らないことだったのです。
- 収入と引き換えに戻ってきたもの
- 転職先で本当に評価されたスキル
- 辞めて初めて見えた選択肢
- よく届く6つの質問への答え
教員を辞めた後の変化

辞めたあとの変化は、「良いもの」と「悪いもの」が同時に来ました。どちらか片方だけを書くのは、ずるいかな・・・と思っています。世の中の流れも転職に傾きつつありますから、それも追い風だったのかもしれませんね。怖かったのは、辞めることではなく、いろいろなことを知らないことでした。私に起きた変化を、3つに分けてお伝えします。あくまで一例として、読んでみてくださいね。
収入減と引き換えの安心感
いちばん大きな変化は、日曜の夜に家族に優しくなれたことでした。
収入は、確かに下がりました💦。ただ、家族にイライラをぶつけたり、常に何かに追われていたりする感覚が消えました。自分を大切にしてくれる家族に、優しくできる。この「あたりまえ」を金額に換算すれば、決して割の悪いものではなかったと感じています。
もちろん、家計の見通しを立てていたからこそ選べた道でした。
評価された教員のスキル
転職先でいちばん評価されたのは、意外にも「保護者対応」の経験でした。
感情的になっている相手の話を最後まで聞いて、事実と要望を切り分けて、落としどころを探る力。教員なら誰もが日常的にやっているこの技術が、他の業種ではめずらしいスキルとして扱われました。
あなたが当たり前だと思っている力は、外に出た瞬間に価値をもつのですよね。実際に新しい職場で仕事をしてみると、「折衝」「寄り添い」「言葉かけ」など、教員が当たり前にできていることが、できない職場が多いということを知りました。その時、辞めた仕事とはいえ、せんせいってすごいのかも・・・って思いました。
辞めて初めて見えた選択肢
辞めるまで、公務員は「安定していて、辞めない仕事」だと思い込んでいました。
実際には、福祉、教育支援、企業研修、行政の相談員など、教員経験が生きる場所は驚くほど多くありました。学校の外にも、子どもや人に関わる仕事は広がっていたのです。
視野がせまくなっていたのは、忙しすぎて外を見る時間がなかったからでしょうね。
教員の退職についてよくある質問

ここでは、同じ悩みを抱える方から実際によく届く質問にお答えします。どれも、私自身が辞める前に抱えていた疑問でもありました。答えは、私の経験と、辞めた仲間から聞いた範囲のものです。制度や金額は自治体によって違いますので、最終的にはご自身の条件で確認してくださいね。正解はひとつではありません。それでも、判断の材料が増えれば、迷いは確実に減っていきます。
40代から本当に転職できますか
できます。ただし、20代と同じアピールはできません。未経験の若手枠を狙うのではなく、これまでの経験が直接生きる分野を選ぶことが前提になります。いわゆる「スライド転職」を視野にいれました。教員の場合、福祉、教育関連企業、行政の相談業務などが現実的な選択肢です。
教員以外に活かせるスキルはありますか
たくさんあります。学級経営は組織運営、保護者対応は折衝力、校務分掌はプロジェクト推進として評価されます。問題はスキルの有無ではなく、教育の言葉のまま伝えてしまうことです。翻訳さえできれば、十分に戦えますよ。
退職を切り出す時期はいつが良いですか
年度末の退職を考えるなら、多くの自治体では夏から秋、異動調書を出すときが目安になります。ただし、退職金の算定や後任の配置に関わりますので、就業規則と自治体の要綱を必ず確認してくださいね。切り出す前に、条件を数字で押さえておくことが大切でした。
最初に相談すべき相手は誰ですか
あなたの人事評価に関わらない人です。同僚や管理職ではなく、転職エージェント、キャリアコンサルタント、教員以外の友人などが向いています。守秘義務のある専門家なら、情報が職場に流れる心配もありません。
辞めて後悔する人に共通点はありますか
準備をせずに、勢いで辞めた人に多い印象です。家計の試算をせず、次の見通しも立てないまま退職すると、選択肢がないまま次を決めることになります。これでは焦りますよね。じっくり動きたい転職活動が、できなくなってしまいます。逆に、時間をかけて準備した人が後悔したという話は、ほとんど聞きません。
貯金はどれくらい必要ですか
生活費の半年分が、一般的な目安とされています。いわゆる「生活防衛費」ですね。ただし家庭の状況によって必要な額は大きく変わりますので、まずは自分の毎月の固定費を把握してください。金額の目標より、現状の把握が先だと思います。
教員を辞めた後の変化のまとめ

- 収入は下がったが、日曜の夜が怖くなくなった
- いちばん評価されたのは保護者対応の経験
- 教員経験が生きる場所は、学校の外にもある
- 準備をした人が後悔したという話は聞かない
3回に分けてお伝えしてきましたが、共通しているのはひとつです。辞めるか続けるかを決める前に、選べる状態をつくっておくということ。
準備をしたうえで教員を続けるなら、それは我慢ではなく、あなたが選んだ道になります。そこから進めばいいのですよね。
もし今、誰にも言えずにいるなら。コメント欄でも、お問い合わせフォームからでもかまいません。名前を出さずに、一言だけでも書いてみてくださいね。一人じゃありませんよ。一緒に考えていきましょう。



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